harappa blog*(ハイテクフラワーからの)

旭川市の美容室「harappa」のブログです。

2017-08

立秋 「この世界の片隅に」を読みました

旭川 美容室 harappa 夕空
(2017年7月・東光ルミネの屋上駐車場にて撮影)

皆さん、お盆です。
いかがお過ごしですか。

旭川は暦の立秋にならって、急速に気温が下がった気がします。寒いです。


話は変わりますが

広島出身の漫画家・こうの史代先生の漫画

「この世界の片隅に」

2016年に映画化されて、異例のロングランヒットとなりましたね。

映画の方は未鑑賞なのですが、
先日やっと、原作漫画だけは読みました。

(こうの先生のことは、谷川史子先生のアシスタントをされていたことから
ずっと気になってはいたものの
作品ははじめて読ませていただきました)



主人公は広島市生まれで絵を描くことが大好きな少し不思議女子・すずさん

北條家の周作さんに見染められ、軍港のある呉市に18歳で嫁入りします。

太平洋戦争時下
食糧・物資共に枯渇し、
空襲を頻繁に受けつつも、
「日々の暮らし」を全うしようとするすずさんと家族の様子を

高い資料性とユーモアのあるエピソードで描いている作品でした。
(特に地図や焼夷弾の種類の図解は大変参考になりました)

暮らしの手帖・戦時中ヴァージョン。


作中、個人的に印象深かったシーンがあります。

夫の周作さんが軍事教練を受けるため、三か月家をあけることに。

「すずさん、わしがおらんことになっても、この家を守り切れるかいの?」

と、周作さんに問われて

「無理です、絶対無理」と答えるすずさん。


最終的には
「大丈夫です。この家を守って、この家で待ってます」
と答えは締めくくられるのですが


私はこの「絶対無理」が全ての答えのような気がして
ものすごく、すずさんに共感してしまいました。

大事な人が兵隊になるために家をあける

そんなの無理に決まってます。

それ以上にもう
戦争という異常な状況下が無理!なんです。

家が爆撃されたり、家族や友人が死んだり、
生きてる方も毎日空襲警報に振り回されてへとへとで
ごはんも着る服も全然足りなくて、ひもじくて・・・

それら全てが「無理」なんだと、
すずさんの本心がポロっとこぼれ出た一言だと思いました。


漫画は上中下、全3巻
読みやすい冊数です。
ヒゲの美容師・酋長はこの世界の片隅にを読んで
ポロポロ泣いたようです。

私も本編観てないくせに、映画の予告編だけ観て涙が出ました。
のんの声、すずさんのキャラクターにぴったりですね。

私が大好きなバンド・KIRINJIのコトリンゴさんが歌う
「悲しくてやりきれない」
これがまた涙を誘います。


今年もまた終戦記念日がやってきますね。

ごはんをおかわりできる自由があって
些細なことでくよくよ悩めて
無理なことは無理と言えて(言えない時もあるけど)
爆撃で人が死んだり、家が壊されたりしない

どうかそういう時代のままであってください。



美容室harappaはお盆ものんびり営業中です。

14日の月曜日は店休日になります。
よろしくお願いいたします。


皆様の残り少ない夏が、素晴らしいものとなりますように***



美容室 harappa

旭川市東光11条2丁目1-2
喫茶店・氷点さんお隣

美容師一人でやっている
白い壁の平屋のお店です。

予約制・月曜定休日

0166-56-5650

ご予約・お問い合わせはお気軽にいつでもどうぞ♪


ヒゲの美容師・酋長の趣味ブログはこちら↓
http://shucho.blog37.fc2.com/
最新記事は旧キットVガンダムの製作記のようです。

旭川 美容室 harappa アルテピアッツァ美唄にて
(木々を見ると、クワガタがいるのでは?と確認したくなる病の人の写真)






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